世界を変える~青年海外協力隊でウガンダへ~

大企業を辞め、アフリカのウガンダへ

ウガンダ来て半年が経過しました→現地語の勉強の成果と課題

クリスマスもクリぼっちな浅羽 です。

そろそろウガンダに来て半年になります。

もう4分の1終了かと思うととても早いですね。

以前のブログでも書きましたが、調査フェーズは終了です。

www.masayoshi-asaba.xyz

次は準備フェーズに入るわけですが、先輩隊員の資金回収の話とかを聞いてると活動は早く進めるに越したことはなさそうです。

ただこの半年は調査という調査をそれなりにできたので、自分としては満足な半年になりました。

現地語もそこそこ話せるようになり、順風満帆のように感じられますが・・・

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課題① 話すよりも聞く方が遥かに難しい

僕は語学において話すよりも聞く方が遥かに難しいと思ってます。

というのも話すのは単語さえ並べれば通じる。

意思疎通を取るという目的ならば通じさえすればOK。

ところが「聞く」方は自分の知らない単語や表現を相手が出せば全く分からなくなる。

しかもウガンダ人はこっちが少しルガンダ語が話せれば「こいつルガンダ語話せるんだな」と思い、ルガンダ語でまくし立ててくる。

中にはこっちが「何言ってるか分からないから英語で話せ」と言ってもルガンダ語で通してくるウガンダ人までいる。

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課題② ビジネス現地語は日常会話よりもレベルが高い

僕はお米隊員なので、主に農業のことをウガンダ人と話しますが、これに関してはかなり難しい。

特にカウンターパートやNGOで働いてる人たちなど知識をいっぱい持ってる人と話してる内容はあまり分からない。

こういう人たちは話すのも早いし、知識もいっぱいあることから表現力も高いと思います。

まあ英語でも農業の専門的な単語や話は難しいから納得です。

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課題③ ネイティブ同士の会話は別次元

最近やる気が落ちてる理由はこれです。

「結構聞けるようにもなってきたし、ウガンダ人たちが何を話してるのか聞いてみよう!」と思っていざ聞いてみると全く分からない

「こんなに頑張ってるのにまだ分からないかー」となりますが、よくよく考えてみるとイギリス人同士が話してる英語の内容もあまり分からないし、ネイティブ同士の会話は次元が違うと認識しました。

外国人に話す時には通じるように話すスピードもゆっくりにするだろうし、外人には背景知識も少ない。

「そりゃあちょっとやそっと勉強しただけで分かるわけないよね」と開き直ってます。

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では逆に成果を挙げていきます。

成果① 会話表現が分かるようになった

Tulabagane(またね!)

Tu=私達(we) laba=会う(see) gana=相互形(動詞の後につけて、each otherを意味する) e=接続法(動詞の後につけて「~だろう」的な)

最初の方でこのTulabaganeはよく使う会話表現なので覚えるのですが、分解してみるとこうなります。

ウガンダ人と話していて、分からない表現はこのような派生や発音変化によるものが多いです。

ウガンダ人にいきなり言われると分かりませんが、頭の中で分解していくと「あーそういうことね」となります。 

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成果② 自分取扱説明書を現地語で作れた

ルワンダで活動しているタケダ君が以前に自分取扱説明書を作ってました。

ウガンダ人と普段話しているとは言え、まだまだ自分のこと知らないんじゃないかなと思い、作ろうと思いました。

だけどさすがに英語だと全く同じものになってしまいそうなので、芸がないなと思ったので、現地語&英語で作ることに。

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まあ一緒に活動してる農家さんも英語分かんないし、丁度良いかと思って作りましたが、現地語翻訳はすごい時間がかかる・・・。

それでもルガンダ語の勉強になったし、一通りの表現はできることを再確認できました。

まとめ

今回はウガンダライフもそろそろ半年になるので、ルガンダ語の勉強の課題と成果を挙げました。

最近は上記の課題のようにビジネス現地語やネイティブの会話の内容が分からなくて、やる気が下がってましたが、振り返ると開き直りも大事だと思ってます。

それでも当初の計画ではあと2カ月でルガンダ語の勉強は終わらせる予定なので、結構ヤバいです。

残り2カ月で文法を頭に叩き込んでいきます。