語学を舐めてたって話。
久しぶりの投稿になります。
ここ最近忙しかったのとブログを書くやる気が下がったのも合わさって更新が滞りました。
実を言うとこの「ブログを書く」と言う行為はとても大変です。
1記事書くのに僕は最低でも2時間くらいかかります。
もちろんもっと早い人もいますが、それでもネタ探しやデザインを考えたり、構成を考えたりかなりの労力を要します。
本題ですが、ルガンダ語を完璧にする目標だった8ヶ月間が終わりました。
果たして成果は・・・?
ペラペラになった!?そんな訳がない
今日まで毎日2〜3時間(任国外旅行の期間を除き)ルガンダ語の勉強をしてきたのもあって、1500単語+文法は100%頭に叩き込みました。
このおかげもあって、ある程度は話せるようになりました。
しかし独学だったのもあり、発音はあてずっぽだし、口語表現は全く分かりません。
正直「ここまでやっても語学をマスターすることはできないのかー」と少し気を落としてました。
語学の伸びるスピード
勉強を始めた最初の頃は自分でも信じられないくらい進歩が早かった気がします。
↑以前の記事で紹介した外国語の伸びグラフ
これを見ても8~12カ月目は停滞期なのかもしれませんね。
理由を分析するために月ごとに何をしていたか書きます。
(NTC):挨拶・数字を少し覚える
7月:首都で現地語研修、単語暗記
8月:単語暗記(500語)
9月:単語暗記(1000語)
10月:動詞の意味復習(2回目)、変化形暗記(218語)、文法勉強スタート(wikipediaのルガンダ語ページまとめる)
11月:文法勉強、今までおぼえた単語の復習(1回目)
12月:文法暗記(名詞のクラス・時制・派生・発音変化)
1月:文法勉強、単語復習(2回目)
2月:文法勉強、単語復習(3回目)
3月:文法・動詞の変化形復習(2回目)
最初の頃は「これが言えるようなった!」とか「会話の中の単語が分かるようになった!」とか変化が感じやすかったのもあって、10月頃に「文法100%頭に叩き込めばすべての会話が分かるんだろうなー」と思ってました。
が、そんなに甘くはなかった・・・
語学を舐めるな!
そもそも英語だって15年以上勉強してまともに話せるようになってないし、現地の人は何十年もこの地域に住んでて、この言語を使っている。
そんなたかだか9ヶ月ちょこっと勉強したくらいですべてが分かるようになるはずがない。
と自分を納得させてます。
それでもウガンダ人に「あいつは俺らの言語を知らない」と言われればムカつくし、現地人同士の活動につながる重要な会話が聞き取れなかったりすると落ち込みますが。
それでもあった一定の成果
①仲間意識が生まれる→ぼられない
②活動の幅が広がる
現地語が少し分かるだけでも違います。活動の時に英語が通じる相手には英語を使いますが、最悪英語が分からないウガンダ人に対しては現地語で話し合えるようになりました。
ウガンダといえどまだまだ英語が話せない人も多くいるので、話せる人が増えるだけで活動の幅は広がります。
③新たな側面が見える
この前初めて長距離出張でムバララというところに酪農プロジェクトを視察しに行きました。
ここに住む人たちはニャンコレ族。
僕の住む地域はブガンダ族が支配してた地域です。
僕はブガンダ族の名前を持っているので、その話をすると「ブガンダ族は嘘つきだらけでクレイジーだ」と言ってました。
もしかしたら部族間争いが根強く残っているのかもしれないと思ったひと時でした。
ニャンコレ族と話してみたらブガンダ族はみんな嘘ばっかついてクレイジーだとのこと。
— 浅羽政良 (@9_ga_na) 2017年2月21日
ウガンダでは部族間争いあまりないと思っていたが、少なからずあるんだなー
まとめ
語学は一朝一夕ではありません。
たかだか9ヶ月毎日2〜3時間勉強したところで、全てが理解できるようになる訳がありません。
それでも全く分からないよりは少し分かるだけで数多くの恩恵があります。
語学に悩んでる人は僕と一緒に頑張ってみませんか?
ここまで9ヶ月集中してルガンダ語を勉強してきた訳ですが、座学はこれで終了です。
ここからは現地の人との会話を増やして、現地の人の話すスピードについていけるようにしていこうと考えてます。