本当のボランティアとは?~帰国直前の先輩隊員から聞いた言葉より~
最近毎週首都に上がってます。
この首都に上がってくるのも一長一短なのですが、今回は長所に関連したことを書きます。
僕は任地縛り後、9週連続で首都に上がってるのですが、こう毎週上がってると自然と先輩隊員とも仲良くなります。
本音を言えば僕は「任地にこもりたい派」です。
しかし研修・歓迎会・会議等数多くのイベントがあり、そうも言ってられないのが実情です。
僕も遠路はるばる首都へ上がってくるなら(たった2時間、されど2時間)、自分の活動のために参考になる発見を先輩隊員と話して見つけたいものです。
そんな中、何気なく帰国直前の先輩隊員と話していて言われた一言
本当のボランティアは僕らの目の前にいる人を助けることじゃない。
ウガンダ北部の本当に生活に困ってる人や学校に行けない子供たちに教えることだ。
「確かにな」って思いました。
僕らJICAボランティアの目の前にいる人たちは、本当に食べるのに困ってる人はかなり少ない。
かと言ってJICAボランティアは規定上、危険地帯には行けない。
また学校隊員でも学校に配属され、月〜金まで学校があるため、余剰の活動をすることは難しい。
本当のボランティアがしたければ、NGOとかの方が向いてるかもしれません。
しかしそれでも自分にできることは何かを今回は考えました。
学校に行けない子供たちに「教育」を届ける
HIVフォローで村を回ってると、学校に行けていない子供たちをよく見かけます。
もともと「教育に関わることもこの2年間でやりたいなー」と思っていたので、パッとひらめきました。
それが「この子たちのために出張授業を展開すること」です。
僕の現状の長所は①バイクを持ってる、②現地語もそこそこ話せる
学校隊員はバイクがないので、村に行くのは至難の技です。
また学校に行けていない子供たちは英語を教わる機会が少ないので、英語も喋れない。
これは自分にしかできないかもしれないと思い、始めることにしました。
幸いにも黒板とチョークと黒板消しを日本から持ってきました。
ということで先週より学校に行き始めて、授業を見ています。
まずは学校の授業がどんな感じかを見ないと、ウガンダの教育がどんな感じか分かりませんからね。
小学校3つ(全部私立)と障害者支援学校1つに行きましたが、学ぶことも多いです(私立小学校について質問ある場合はどしどしどうぞ!)。
まとめ
僕の周りにいる農家さんたちは、本当に食べ物に困っている人たちは少ないです。
お米普及は収入向上なので、一段階上のステップと言えます。
それでもウガンダ北部に行くことはできないので、地域の子供たちのために、出張授業をすることにしました。
もちろんお米の活動も妥協しません。
土日とかを使って動けば良いことです。