協力隊の2年間の流れ
1カ月に1回は悩む時間が来る浅羽Follow @9_ga_na です。
先日先輩隊員が任地ミティアナに来て、活動の話をしました。
この先輩たち同じコミュニティ開発隊員で、他の任地で活動しています。
ただそのレベルが自分と桁違いなので、今回はそのギャップとの悩みです。
その先輩たちはプロジェクト10個進行させていたり、現地住民の収入向上を目的に養鶏や魚の養殖場を作ったりしています。
もちろん2年前と1年半前にウガンダに来た先輩なので、半年の僕とは過ごした時間が違うのですが、どうしても自分と比較してしまいます。
技術補完研修などで「最初の半年は現地住民のことを調べて終わる」と聞いていても焦ります。
2年間の流れ
代表的な流れはこのようになってると思います(もし違ったら教えて下さい)。
調査フェーズでは現地住民の文化や生活基盤を知る。
これを知らないと見当違いのアドバイスになってしまいますからね。
準備フェーズでは成果を出すための準備をする。
これは恐らくかなり時間がかかる。
以前途上国の人の時間感覚が全然違う記事を書きました。
先輩隊員も「思う通りに進むとは思わない方が良い」と言ってました。
結果フェーズでは成果を出す。
ここで導入後のモニタリングや試行錯誤もしていく。
最後に委託フェーズでは自分がいなくなった後もその活動が現地住民だけで持続できるようにしていく。
協力隊員は任期があるので、これはとても大事なことですね。
人によっては調査に1年半使う人もいたり、半年より短い人もいます。
これに正解はありません。
自分が定めた基準に対して、活動がうまくいけば成功です。
今後どうするか?
先輩隊員と話してみて、思ったことは2つ。
「①活動のスピードを上げること」と「②ウガンダ人の使い方」です。
「①活動のスピードを上げること」に関しては、やってみなきゃ分からないこと、どんなに調査をしても机上の空論になりうることからとりあえず始めてみることを学びました。
「②ウガンダ人の使い方」というと言い方が悪いかもしれません。
これに関しては説明が必要で、最近マーケットに行って、穀物の購買価格を調べているのですが、この先輩隊員+先輩隊員の相棒のウガンダ人とも一緒に行きました。
今までは英語が通じないウガンダ人でもルガンダ語でやり取りしてたのですが、こういうビジネスの話に外人が来るとあまりいい顔をしないウガンダ人もいる。
ただウガンダ人同士なら話が通じやすいこともある。
時と場合により適材適所の戦略ですね。
またウガンダ人を動かすことにより、自分は別の活動に時間を使うこともできます。
↑デール・カーネギーの有名な著書「人を動かす」ですね。僕も読みました。
まとめ
今回は代表的な2年間の流れとともに、自分の活動がうまくいってない悩みを紹介しました。
活動がうまくいってる人と話すと悩む反面、刺激になります。
僕の場合はあと1年半の流れを考え直すきっかけになりました。
もちろん活動の方法は十人十色。
どんな出来事もマイナスに捉えるのではなく、プラスに捉えてくべきですね。