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大企業を辞め、アフリカのウガンダへ

僕が「君の名は。」より「秒速5センチメートル」をオススメする理由

やはり日本って良い国だなーってつくづく思ってる浅羽 です。

最近日本でも大ヒットしてる「君の名は。」を見たのですが、そこまでの感動はなかったです。

もちろん映像も綺麗で、ストーリーも非現実的で面白かったです。

ただこの1週間前に「秒速5センチメートル」という新海誠さんの他の作品を見ていたために感動が薄れてしまいました。

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今回はこの「秒速5センチメートル」の魅力を伝えます!

あらすじ

舞台は1990年代前半頃の東京の小学校。

主人公遠野貴樹は小学3年生の春に、世田谷の小学校に親の仕事の都合で転校してくる。

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その1年後の春に、同じクラスに転校してきたヒロイン篠原明里と初めて出会う。

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ともに親が転勤が多く転校続きであったこと、体が弱く、外で大勢と遊ぶよりも図書館で本を読むことが好きだったことを共通点として次第に親しさを増していく。

小学校卒業と同時に明里は栃木へ転校してしまい、それきり会うことがなくなってしまう。

貴樹が中学に入学して半年が経過した夏のある日、栃木にいる明里から手紙が届く。

それをきっかけに文通を重ねるようになる2人。
しかしその年の冬に、今度は貴樹が鹿児島へ転校することが決まった。

鹿児島と栃木では絶望的に遠い。

「もう二度と会えなくなるかもしれない……」そう思った貴樹は、明里に会いに行く決意をする。

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その約束の日、関東では大雪となり、貴樹の乗った列車は途中で運転を休止する。

貴樹には停まった電車の中で運行再開を待つことしかできず、時間だけが流れていった。

深夜になって、ようやく貴樹は待ち合わせの駅に到着する。人気のない待合室で明里は待っていた・・・。

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3部作になっていて、貴樹と明里の再会の日を描いた「桜花抄」、その後の貴樹を別の人物の視点から描いた「コスモナウト」、そして彼らの魂の彷徨(ほうこう)を切り取った表題作「秒速5センチメートル」。

短編映画が3つあるみたいな感じです。

現実的なストーリー

この作品賛否両論なのですが、僕は大好きです。

というのも恋愛をモチーフにした映画の中では、とても現実的なストーリー。

「君の名は。」のような非現実的なストーリーも良いですが、僕は叶わない恋も好きです。

見た後少し悲しい感情が残ることや最後のシーンがよく分からないと言われがちなのが賛否両論ある理由です。

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1時間3分という短さ

この短さに加え、3編に分かれているので、ものすごいスピードで物語が進んでいく。

ただ人によっては「ぶつ切りでもっと細かいタッチで描いて欲しい」という人もいるかもしれません。

僕にとっては3編に分かれてる映画って新鮮でしたけどね。

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身近な絵コンテ

この映画は東京がモチーフにされていることから小田急線や新宿駅など自分にとって身近な絵コンテがたくさんありました。

今は途上国にいるので、「あー懐かしいな」という気持ちでいっぱいになりました。

映画やドラマに身近な絵コンテがあると嬉しいでよね?

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まとめ

今回は新海誠監督の「君の名は。」と「秒速5センチメートル」を見てみて、秒速5センチメートルをオススメする理由を挙げました。

この2つの作品芯となる部分はかなり似てますが、結末は打って変わるものです。

どちらが好きかは人次第ですが、僕は3回見返してしまうくらい秒速5センチメートルが大好きです。