浅羽、牛を買う。~第2回レポート~
最近遠距離恋愛くらいがちょうど良いと思っている浅羽Follow @9_ga_na です。
9月はちょこちょこ牛を買うための準備を進めていたのですが、10月は停滞期を過ごしてました。
というのも10月前半に任国外旅行でエチオピアに行き、ウガンダに帰ってきた後、風邪をひいてしまったため、10月上旬は何もできませんでした。
「せっかくバイクも使えるようになったのにこのままではマズい!」と思って、本業である農業の活動に専念した10月でした。
まずは9月の報告から。
9月は酪農家探しと牛乳の売り先探しをしてました。
ウガンダの酪農
ではウガンダの酪農がどんな感じかというと・・・
木の枠で囲い、トタン屋根をかぶせた掘っ立て小屋に牛をぶち込みます。
餌は牧草(というよりは雑草)です。
↓この牛の飼い主ナーロンゴさん
この人はこの牛を少し離れたワミカという所で400万シリング(約12万円)で買ったらしい。
また1日に約20リッター出て、2,000シリング(約60円)/ℓで売ってるらしい。
恐らく2,000シリングは嘘だろうけど。
またよく放し飼いにしているのも見かけます。
こういう放し飼いの牛の飼い主はどこにいるのか分かりません。
完全放置プレイです。
またここウガンダは年中平均気温が23℃くらいです。
これだと乳脂肪分は低めなのかなと思います。
実は夏の牛乳と冬の牛乳は違うんです。
冬の牛乳は乳脂肪分が少し高く、濃厚に感じます。
皆さん知ってましたか?
売り先はどこになる?
以前の記事でウガンダの乳製品の商流を書きました。
町のマーケットに行くと村のタンクがあります。
だいたい10件くらい周って分かったことなのですが、牛乳屋さんにも2種類ある。
牛を持ってる牛乳屋さんと牛を持ってない牛乳屋さん。
こういう冷蔵機能付きのタンクを持ってる牛乳屋さんは牛をどっかで大量に飼育してる。
こんな風に常温保存してたり、他の飲み物と一緒に冷蔵庫に牛乳を入れてたりする牛乳屋さんは牛を持ってない(30%の確率で腐ってます)。
統計では600〜1000シリング(約18〜30円)/ℓで売れます。
余談ですが、1年前営業してたこともあって、こういう活動はとても楽しいですね!
また10月は牛を買う場所と飼う場所を探してました。
牛はどこで買えるの?
ウガンダ人でも言うことが違うので、何とも言えないのですが、大勢の人は僕の任地ミティアナでは買えないらしいです。
隣接したムベンデ県やチボガ県の牧場でしか買えないらしいです。
それでも前回投稿で60〜300万シリング(約1万8千円〜9万円)と言ってましたが、今回は150万シリング(約45,540円)で大人の牛を売ってくれる所を見つけました!
中には50頭1000万シリング(約30万円)で買ったという人もいたので、これだと1頭当たり20万シリング(約6千円)です。
調べるうちにだいぶ安くなってきました。
どうやって飼う?
僕は何十頭も飼うような大規模酪農家にはならないので、上記のような掘っ建て小屋を作るか放し飼いになります。
ちょうどこの2年間の内に家を建てたいと思っていたので、ちょうど良い機会かもしれません。
次は「浅羽、家を建てる」を実行できればと思ってます(笑)
まとめ
今回はウガンダの酪農、牛乳の売り先、牛はどこで買えるか、飼育場所を書きました。
こうやって見ると価格やウガンダ独自の酪農のことなど結構調べたなと思います。
やはり動いた分だけ情報が出てきますね!
目標は2016年度内に買えればと思ってます。
では隣接した県の大規模牧場に行ってきます!