世界を変える~青年海外協力隊でウガンダへ~

大企業を辞め、アフリカのウガンダへ

彼女はこのまま生きられるのでしょうか・・・?

彼女の名前はサラ。まだ8歳です。

彼女はHIV、ガン、結核を患っています。

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ここ3日間HIV患者をフォローしているNGOに所属するジョンとともに行動していました。

主な活動は村のHIV患者の家に行き、抗HIV薬を時間通り飲んでるかや副作用の確認等をしています。

薬の副作用で苦しんでる子供を見てきました。

また中にはハエが飛び回っている家の中にいて、介護してくれる人もいなくなるかもしれない患者の方もいました。

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↑ジョンと一緒に回った村の病院

ここウガンダではHIV薬が1日当たり8,500シリング(日本円で約256円)するらしい。

これが1カ月で7,680円、1年で93,440円する計算になるから平均月収約2,600円と言われるウガンダ人にはとても払えるものではない。

またHIVには進行ステージがあるのだが、ウガンダHIVカウンセラーは「ステージ2までで発見して、薬を投与しないといけない。さらにステージが進むと薬も高額になる。」と言っていた。

静かに・・そして確実に蝕み続けるHIV!エイズ発症へのカウントダウン! | HIV感染SOS

そんな中3日目は首都の大きな病院に行くことになりました。

そこで出逢ったのがサラでした。

彼女はHIV患者の上に、ガン、結核と重めの疾病を併発してました。

HIV患者ってガンも併発するもんなの!?」と思い、調べました↓

その他|AREDOCO WEB — あれどこ便利帳Web Edition

僕にとっては衝撃でした。

まだ8歳の女の子がこれだけ多くの疾病を抱え、苦しんでいる。

しかも上記の高額な薬代を親が払うのは相当難しい(子供がHIV患者の場合、親もHIV患者の可能性が高い)。

果たしてこの子は生きることができるのか?

ジョンは「大きな病院に移ったから大丈夫」と言っていたが・・・。

またこの子がいた病院には同じように苦しむ子供たちがたくさんいました。

いやここにいる子たちだけでなくウガンダ、アフリカには多くの人たちがこのように苦しんでいると認識しました。

正直ウガンダ、アフリカをなめてました。

この人たちのために何ができるか、目の前の問題がとてつもなく大きくて久しぶりに考えさせられました。

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最後は一緒に行ったみんなの写真(左はジョンと同じNGOインターンしに来てるアンナ、真ん中の下ジョン、真ん中の上カルラ)

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