屠殺を経験して想うこと
前回の記事で栃木のアジア学院で研修してきたと書きました。
masayoshi-asaba-africa.hatenablog.com
その中で一番ショッキングだったのが屠殺。
今回は初体験した屠殺について書きます。
4年前アフリカに行った時にも見ましたが、見るのとやるのではレベルが違います。
今回は実践してきました。
そもそも屠殺とは何か?
まあ漢字見れば大体分かるでしょうが、解説します。
屠殺(とさつ)ないし屠畜(とちく)とは、家畜等の動物を殺すことである。by wikipedia先生
普段日本で生活している分には触れることのないワードです。
今回は朝や夕方お世話していた鶏をまず捕まえるところからスタートしました。
こいつらがすばしっこくてなかなか捕まえられない。
捕まえるのにも一苦労です。
余談ですが僕は結構かわいいと思ってたのですが、一緒に来ていた女の子には「かわいいと思ったことは一度たりともない。」と言われました。
皆さん、コッコちゃんかわいくないですか?
では本題の屠殺は・・・こんな感じです。
この後血抜きをしたり、羽を抜いたりしますが、このマンガが面白くも忠実に描かれています。
この体験から学んだことを2つ書きます。
①動物も死を悟る
今回は屠殺することに必死だったため、あまり感じませんでしたが、アフリカで見た時は、鶏が殺される直前に死を悟るという感じがしました。
人間の言葉が理解できなくてもナイフが何に使われるか分からなくても雰囲気で分かるのかなーって。
「あっ私殺されるんだ・・・」って語りかけられてる気がしました。
②人間は生かされている
日々生活している上ではスーパーで切られた肉を買って、焼いたり、煮たりするだけかもしれません。
ところがこの切られた肉ももともとは私たちと同じように生きている生き物です。
もちろん植物だってなんだってそうです。
人は己の力で生きているのではなく、他の生き物に生かされている。
私も体験したのは1ヶ月前ですが、つい忘れてしまいがちです。
ですが人間は他の生き物を殺して食べている以上、これを避けることはできません。
まとめ
鶏さんだけでなく、日々食べているものに感謝するとともに、このような経験ができたアジア学院さんにも感謝です。
今回の経験を経て、魚さばく前に鳥さばけるようになりました(笑)
あとできることはお残ししないことかなー。
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