世界を変える~青年海外協力隊でウガンダへ~

大企業を辞め、アフリカのウガンダへ

後悔しない生き方とは?

ウガンダ生活も10カ月目に突入した浅羽 です。

最近時間が経つのがとても長いように感じます。

特に3月は「牛が盗まれないか・・・?」と常に神経すり減らす日々を送っていたので、長く感じたのかもしれません。

まあ自分で高額なお金出したからこそ分かることもたくさんあるんですけどね。

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さて本題ですが、先日日本にいる友達とLINE電話で話していて、「私はあなたみたいなドラマチックな人生送っていない。」と言われました。

僕は「そんなことはない。」と思いましたが、改めて振り返ると1年前に牛飼ったり、養蜂やっているとは思ってなかったし、まして3年前にアフリカに来るとは思ってもいませんでした。

安定した大企業を辞めることは勇気のいる決断でしたが、今は全く後悔はありません。

人生は決断の連続

どんな人でも人生の岐路というものはあるはずです。

高校受験、大学受験、就職活動、恋愛、結婚、出産、はたまた友人など挙げ出したらきりがありません。

その一つ一つのライフイベントで決断するのは誰ですか?

他ならぬあなたです。

もちろん僕も人間なので、「迷い」はあります。

それでも悩んで悩んだ結果、自分にとってプラスになると思うなら決断するべきだと思っています。

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人間はいつ死ぬか分からない

一番最初の記事で「僕が大企業を辞め、アフリカに行く3つの理由」を書きました。

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ここでも書いた通り、僕は4年前に死にかけました。

人間はいつ死ぬか分かりません。

本当にコロッと一瞬で死にます。

それは読んでいるあなたも一緒です。

病気かもしれないし、交通事故かもしれないし、はたまた見知らぬ人に殺されるかもしれない。

今日という日、今はこの瞬間しかないし、その一瞬一瞬を命の炎をあらん限り燃やして生きなければなりません。

いざ死場になった時、「あれもやってない。これもやってない。後悔ばっかの人生だったな。」とは思いたくないですよね?

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やらないよりやった後悔

これはよく言われることですが、「やらない後悔」と「やった後悔」果たしてどっちが価値があるか?

僕は「やった後悔」の方が価値があると思っています。

やらなかった場合、現状維持に留まってしまいますが、やった場合は自分に学び+経験が付加価値として生まれます。

その学び+経験を次のステップで使いこなせれば、より豊かな人生になると思います。

もちろん「常に最悪を想定して動く」ことは大事ですけどね。

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まとめ

今回は「後悔しない生き方とは?」というものを改めて考えてみました。

人生は決断の連続であり、大きな決断をする前、特に後にはそれなりの努力は欠かせません。

その時には「最悪を想定し、できる限りリスクを減らす」ことを意識して動きましょう。

また人間はいつ死ぬか分かりません。

それは自分も周りの人もです。

浅羽、養蜂始めるってよ。

ウガンダのムツゴロウ目指してる浅羽 です。

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猫、牛の次はハチです。

なんでハチ!?となる人も多いと思いますが、1年前には自分が養蜂家になるとは考えてもいませんでした。

養蜂への道

スタートは日頃仲良くしてるJICA専門家の方から「養蜂やらない?」という話が来て、「養蜂って何?ハチミツ作るの?」という養蜂のよの字も知らない状態から始まりました。

しかし調べてみるとウガンダでも養蜂家はいるし、「ハチミツって意外に儲かるのかも!?」と思って調査することに。

何より専門家の方の援助もあり、初期投資0でできるので、ありがたく経験させて頂くことに。

ナビさんありがとうございます!

ウガンダの養蜂

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まず初めに最低限必要な物は上の三つ(①巣箱、②防護服、③燻煙器)です。

最低金額で計算すると合計320,000シリング(約9,820円)。

僕は今回ラングストロース式という2層式の巣箱で、さらにハチミツ採取の際に必要なハイブツール:30,000シリング(約920円)、ブラシ:26,000シリング(約800円)、巣礎2.5シート:12,500シリング(約380円)、グローブ:35,000シリング(約1,070円)も買って頂いたので、合計501,000シリング(約15,380円)・・・。

なかなか高額です。

それに対してハチミツは1年で10リットル取れる予定なので、1年間の売上は120,000シリング(約3,680円)。

つまり初期投資を取り返すには最低3年かかるという計算です(※最低限の初期投資の場合)。

ただ机上の計算上のことなので、これ以上に年月はかかるかもしれないし、これよりも短いかもしれません。

ただ当初の目的は世界中でハチが激減しているので、ハチの生態系を守る(増やす)ことだったので、初期投資を取り返すことだけが目的ではありません。

養蜂スタート!

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僕の任地ミティアナには養蜂家がいたので、その人のところに巣箱を置かしてもらうことに。

なんと5メートル先に天然のハチの巣も木の上にあって、「これはすぐに集まるな」と思ってましたが、期待とは裏腹に1週間経ってもハチは集まらない・・・。

そんなに簡単にはいかないのが現実です。

まあ気長に待つとしましょう。

まとめ

牛に続き、ハチとはとんでもないものを始めましたが、協力隊員の中では何人かやってる活動です。

まずは自分でやってみて、かかる費用・リスクの分析。

その後上手くいったら現地住民へ広めていこうと考えてます。

この経験を踏まえて、協力隊終わったら山田養蜂場就職できるかな!?

浅羽、牛を買う。〜第3回レポート〜

ついに念願の牛買いました!

初産(現在妊娠8ヶ月)、ホルスタイン(?)で1,500,000シリング(5万円)。

日本だと平均70万、高いと110万くらいするので、かなり安く買えました。

今まで色々な牧場行ったりしてきましたが、ここまで好条件な牛に巡り会えると思いませんでした。

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ウガンダにもある酪農プロジェクト

牛を買う1週間前に首都から南西250km行ったところにあるムバララというウガンダの第2の都市に酪農プロジェクトが入ってるという情報をJICA専門家の方から教えて頂き、行ってみました。

プロジェクトの内容は「酪農家(ムバララ周辺)の牛の衛生管理」についてです。

乳房炎とか耳で聞いたことはあるけど、どんな病気なのかもあまり知らなかったし、獣医の方々がどんな仕事をしているのかも知らなかったので、大変勉強になりました。

改めて今まで日本で牛乳や乳製品売ったりしてましたが、「乳牛についてほとんど知らなかったんだな」と思いました。

岡本先生、三山さんありがとうございました!

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勢いで買った僕の牛

僕の任地ミティアナとムベンデのちょうど真ん中あたりにチガンダという町があり、毎週木曜日にマーケットデーと呼ばれるあらゆる物(生き物含む)を売る日があって、それに行き、牛を買いました。

牛飼いと一緒に行き、「この牛が良い!」とゴリ押ししてくるので、「今日見に来ただけ」と伝えたが、よく考えると今日その牛が売れてしまえば、もうこの牛に出会うことはできない。

条件も自分が望んでた牛だし、値段も予算内。

「もう勢いで買っちゃうか!」と思って買うことに。

「さあ、酪農家としての生活が始まるぞ!」と意気込んでたのですが、よく考えたら牛舎ができてない。

そして輸送トラックもない・・・。

とりあえずその牛飼いの牧場へ預けることに。

ただその牛飼いが「牛が病気になって死んだ!」とか嘘で言われたら太刀打ちができないから「本当に大丈夫かなー」と思いつつ、他に方法が無いので預けることに。

この途上国でビジネスする上で一番大切なことは信頼だと身に染みて分かりました。

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↑マーケット市場。牛がいっぱいいます

いきなり問題山積み!?

「じゃあ速攻で牛舎作って、さっさと運んでしまいしょう」と思ってました。

というよりも牛舎自体は牛買う前から早く作れってウガンダ人の相棒に急かしてたけど、出来上がらなかった。

というわけで以前にも増して急かしたが、「コンクリート敷くために30万シリング(約1万)が必要」とか言ってきやがるから「じゃあコンクリートは必要ない」って言っても相棒が「俺が金を見つけてくる」って言い張るからなかなか進まない・・・。

そんなこんなでしたがとりあえずコンクリートなしの牛舎は出来上がったので、牛を運べるようにはなり・・・

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念願の牛が来た!

こうなったら牛の所在があやふやになる前に、一刻も早く牛を運び入れることを優勢に。

ちょうど日本人の獣医さんが妊娠鑑定に来て頂けることにもなっていたので、相棒

に「日本人の獣医さんが来るから、すぐに輸送しなきゃいけない!」と言って急かしました。

輸送費に30,000シリング(約1,000円)かかり、当初輸送費は相棒が払う予定だったが、「払う払う詐欺」をして話が進まないので、僕が肩代わりすることに。

それでも無事同じ牛が来たから結果オーライ。

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まとめ

ついに牛を買い、輸送も無事終了してホッと一息です。

色々神経すり減らすこともありましたが、牛について勉強したことや多くの人に出会えたことはかけがえのない財産です。

何より日本で牛を飼うことは個人では不可能に近いですからね。

そういう意味ではなかなかできない経験ができるのも途上国ならではというところです。

そのおかげでついに口座0ドルになりましたが・・・

ボンビーボーイ始まります。

語学を舐めてたって話。

久しぶりの投稿になります。

ここ最近忙しかったのとブログを書くやる気が下がったのも合わさって更新が滞りました。

実を言うとこの「ブログを書く」と言う行為はとても大変です。

1記事書くのに僕は最低でも2時間くらいかかります。

もちろんもっと早い人もいますが、それでもネタ探しやデザインを考えたり、構成を考えたりかなりの労力を要します。

本題ですが、ルガンダ語を完璧にする目標だった8ヶ月間が終わりました。

果たして成果は・・・?

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ペラペラになった!?そんな訳がない

今日まで毎日2〜3時間(任国外旅行の期間を除き)ルガンダ語の勉強をしてきたのもあって、1500単語+文法は100%頭に叩き込みました。

このおかげもあって、ある程度は話せるようになりました。

しかし独学だったのもあり、発音はあてずっぽだし、口語表現は全く分かりません。

正直「ここまでやっても語学をマスターすることはできないのかー」と少し気を落としてました。

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語学の伸びるスピード

勉強を始めた最初の頃は自分でも信じられないくらい進歩が早かった気がします。

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↑以前の記事で紹介した外国語の伸びグラフ

これを見ても8~12カ月目は停滞期なのかもしれませんね。

 

理由を分析するために月ごとに何をしていたか書きます。

(NTC):挨拶・数字を少し覚える

7月:首都で現地語研修、単語暗記

8月:単語暗記(500語)

9月:単語暗記(1000語)

10月:動詞の意味復習(2回目)、変化形暗記(218語)、文法勉強スタート(wikipediaのルガンダ語ページまとめる)

11月:文法勉強、今までおぼえた単語の復習(1回目)

12月:文法暗記(名詞のクラス・時制・派生・発音変化)

1月:文法勉強、単語復習(2回目)

2月:文法勉強、単語復習(3回目)

3月:文法・動詞の変化形復習(2回目)

最初の頃は「これが言えるようなった!」とか「会話の中の単語が分かるようになった!」とか変化が感じやすかったのもあって、10月頃に「文法100%頭に叩き込めばすべての会話が分かるんだろうなー」と思ってました。

が、そんなに甘くはなかった・・・

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語学を舐めるな!

そもそも英語だって15年以上勉強してまともに話せるようになってないし、現地の人は何十年もこの地域に住んでて、この言語を使っている。

そんなたかだか9ヶ月ちょこっと勉強したくらいですべてが分かるようになるはずがない。

と自分を納得させてます。

それでもウガンダ人に「あいつは俺らの言語を知らない」と言われればムカつくし、現地人同士の活動につながる重要な会話が聞き取れなかったりすると落ち込みますが。

それでもあった一定の成果

①仲間意識が生まれる→ぼられない

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②活動の幅が広がる

現地語が少し分かるだけでも違います。活動の時に英語が通じる相手には英語を使いますが、最悪英語が分からないウガンダ人に対しては現地語で話し合えるようになりました。

ウガンダといえどまだまだ英語が話せない人も多くいるので、話せる人が増えるだけで活動の幅は広がります。

③新たな側面が見える

この前初めて長距離出張でムバララというところに酪農プロジェクトを視察しに行きました。

ここに住む人たちはニャンコレ族。

僕の住む地域はブガンダ族が支配してた地域です。
僕はブガンダ族の名前を持っているので、その話をすると「ブガンダ族は嘘つきだらけでクレイジーだ」と言ってました。

もしかしたら部族間争いが根強く残っているのかもしれないと思ったひと時でした。

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まとめ

語学は一朝一夕ではありません。

たかだか9ヶ月毎日2〜3時間勉強したところで、全てが理解できるようになる訳がありません。

それでも全く分からないよりは少し分かるだけで数多くの恩恵があります。

語学に悩んでる人は僕と一緒に頑張ってみませんか?

ここまで9ヶ月集中してルガンダ語を勉強してきた訳ですが、座学はこれで終了です。

ここからは現地の人との会話を増やして、現地の人の話すスピードについていけるようにしていこうと考えてます。

激動の2016年を振り返る~大企業辞めてからウガンダ生活の軌跡~

ウガンダは1年間気温が変わらなくて、年の瀬をほとんど感じない浅羽 です。

2016年も残り7時間ですね。

皆さんはどんな1年でしたか?

僕は会社辞めて、初めてのニート生活から研修で久しぶりに彼女ができたり、ウガンダに来るという激動の1年を過ごしてます。

そんな激動の2016年を振り返りたいと思います。

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1月:初めてのニート生活

人生初のニート生活スタートです。

このブログのスタートもこの時期。

ニート生活も2週間を過ぎると「俺何やってんだろう・・・」という気持ちになるのですが、2カ月くらいを過ぎると「この生活も悪くないなー」という危険な兆候が出始めます。

会社辞めた後の進路が決まってなかったらお先真っ暗な人生になりかねないので、できる限り会社辞める時は先の進路を決めて辞めましょう。

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2~6月:研修尽くしの生活

研修では本当にたくさんのことを学びました。

会社に入ってから一度違う世界へ飛び出すと多くのことが見えます。

特に2月のアジア学院での研修は「語学の大切さ」を学び、それがモチベーションとなって、今も語学勉強に励んでます。

僕にとっては訓練所以上に良い研修でした!

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↓世界各国に仲間ができた研修になりました

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↓「図らずも」彼女ができた研修です。訓練所生活は本当に楽しいし、語学訓練は数百万かかると言われてる研修です。さすが数百万かかってると言われるだけあって、英語をそこそこ話せるようになりました!

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たまにきついこともありましたが、仕事に比べればほんの序の口。

7月:念願のアフリカへ到着!

ついに待ち望んでいたアフリカへ!

最初の20日間は首都カンパラでの研修でした。

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当初アフリカに来る目的はアフリカ市場を見るということでした。

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確かに穀物の流通や牛乳のバリューチェーンは調べてますが、まだまだ起業に向けての視点は足りないので、ここから本気で調べていきます!

8月:任地ミティアナ到着

活動場所であるミティアナに到着。

僕は運にも恵まれ、多くの人に出逢い、活動の軸となる種をここでいっぱい見つけられました。

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10月:初の任国外旅行と活動本格スタート

10月上旬は彼女に会いにエチオピアに行きました。

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任国外旅行から帰ってきたらバイクが使えるようになったので、活動が本格スタートしました。

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11月:活動の方向性を定める

バイクで色々な場所を回ってる内、ウガンダの農村の実情が見えてきます。この時期に「学校に行けない子供たちに出張授業を展開する」ことや「穀物の売り方を変える」アイデアが出てきます。

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12月は穀物のバリューチェーンを調べることやお米の収穫時期だったので、それで終わった感じです。

まとめ

今回は激動の2016年を振り返りましたが、来年から牛を飼ったり、学校に行けない子供たちに出張授業をしたり、まだまだ新たな動きがありそうです。

時々ウガンダ人にムカつくことやラーメンが食べたくなったりしますが、なんだかんだウガンダライフを楽しんでます。

2016年は本当に色々な人と関わったのですが、お世話になった方々ありがとうございました!

また2017年も宜しくお願いします!

ウガンダの結婚式ってどんな感じ?

最近ウガンダ人をからかって遊んでる浅羽です。

この前ウガンダ流の結婚式に初めて参加しました!

しかもこの結婚式がすごいことすごいこと。

何がすごいかというと・・・

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めちゃくちゃ金がかかってそう・・・

これウガンダ人の中だとかなりお金持ってるカウンターパートの結婚式だったのですが、僕はミーティングと呼ばれるものから参加してました。

そのミーティングで配られた結婚式でかかる費用一覧がこちら↓

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合計42,500,000シリング(約140万円)!

結婚式が高いのは万国共通だった・・・。

日本より安いとはいえ、ウガンダ人の平均年収3万6千円と言われてるからウガンダ人なら39年分暮らせる資金です。

これ以外に「covered」と書いてあるのがカウンターパートが自腹で払ってる部分なので、これ以上にお金がかかってることを意味します。

このミーティングはただの資金集めの集会でした。

では本題に戻ってウガンダ流の結婚式の流れを説明します。

①教会にて愛の誓い

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今回紹介するのはキリスト教の結婚式です。

なので日本や欧米の結婚式にかなり似てます。

まずは教会に行き、永遠の誓いっぽいことをします。

13:00スタートの予定でしたが、前のカップルで時間が押したため、13:30よりスタート。

流れとしては①新郎+友達登場→②新婦+友達登場→③国家斉唱→④人の紹介→⑤新郎・新婦にプレゼントタイム→⑥教会への寄付タイム→⑦愛の誓い→⑧ファンドレイジングの金額発表+教会からのプレゼント(100万シリング)→⑨新郎・神父+友達退場

なんで友達が一緒に入場・退場するのかは謎ですね。

終わったのは15:00くらいで所要時間1時間半。

またこの結婚式で驚いたのがドローンを使って撮影していることでした!

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なんて最新式の結婚式なんだ・・・。

②披露宴で盛大にパーッと

次は舞台をホテルに移して披露宴へ。

披露宴だけあってみんな着飾ってること。

そんな僕も半年ぶりのスーツを着て参加。

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逃走中のハンター感が否めません。

流れとしては①新郎・新婦+友達登場→②ご飯→③人の紹介→④新郎・新婦にプレゼントタイム→⑤ダンスタイム→⑥ケーキ入刀→⑦新郎・新婦の言葉

その後クラブ化して、お酒飲みながらひたすら踊り続けます。

15:00スタート予定のところ始まったのが16:30。

一通り終わったのが21:00ですが、クラブ化して22:30くらいまで踊ってました。


ケーキ入刀

まとめ

今回はウガンダ流の結婚式について紹介しました。

なんだかんだキリスト教徒が多いので、日本や欧米に似てますね。

しかも結婚式にはお金がかかるということも万国共通です。

違いとしては披露宴(?)にDJがいて、音楽やマイクがとてもうるさく、話すことができないことです。

あと日本とは全然違う結婚式だったけど、なんだかんだ少し泣きそうになりました。

やっぱり結婚式はどこの国でも良いですね!

ウガンダ来て半年が経過しました→現地語の勉強の成果と課題

クリスマスもクリぼっちな浅羽 です。

そろそろウガンダに来て半年になります。

もう4分の1終了かと思うととても早いですね。

以前のブログでも書きましたが、調査フェーズは終了です。

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次は準備フェーズに入るわけですが、先輩隊員の資金回収の話とかを聞いてると活動は早く進めるに越したことはなさそうです。

ただこの半年は調査という調査をそれなりにできたので、自分としては満足な半年になりました。

現地語もそこそこ話せるようになり、順風満帆のように感じられますが・・・

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課題① 話すよりも聞く方が遥かに難しい

僕は語学において話すよりも聞く方が遥かに難しいと思ってます。

というのも話すのは単語さえ並べれば通じる。

意思疎通を取るという目的ならば通じさえすればOK。

ところが「聞く」方は自分の知らない単語や表現を相手が出せば全く分からなくなる。

しかもウガンダ人はこっちが少しルガンダ語が話せれば「こいつルガンダ語話せるんだな」と思い、ルガンダ語でまくし立ててくる。

中にはこっちが「何言ってるか分からないから英語で話せ」と言ってもルガンダ語で通してくるウガンダ人までいる。

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課題② ビジネス現地語は日常会話よりもレベルが高い

僕はお米隊員なので、主に農業のことをウガンダ人と話しますが、これに関してはかなり難しい。

特にカウンターパートやNGOで働いてる人たちなど知識をいっぱい持ってる人と話してる内容はあまり分からない。

こういう人たちは話すのも早いし、知識もいっぱいあることから表現力も高いと思います。

まあ英語でも農業の専門的な単語や話は難しいから納得です。

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課題③ ネイティブ同士の会話は別次元

最近やる気が落ちてる理由はこれです。

「結構聞けるようにもなってきたし、ウガンダ人たちが何を話してるのか聞いてみよう!」と思っていざ聞いてみると全く分からない

「こんなに頑張ってるのにまだ分からないかー」となりますが、よくよく考えてみるとイギリス人同士が話してる英語の内容もあまり分からないし、ネイティブ同士の会話は次元が違うと認識しました。

外国人に話す時には通じるように話すスピードもゆっくりにするだろうし、外人には背景知識も少ない。

「そりゃあちょっとやそっと勉強しただけで分かるわけないよね」と開き直ってます。

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では逆に成果を挙げていきます。

成果① 会話表現が分かるようになった

Tulabagane(またね!)

Tu=私達(we) laba=会う(see) gana=相互形(動詞の後につけて、each otherを意味する) e=接続法(動詞の後につけて「~だろう」的な)

最初の方でこのTulabaganeはよく使う会話表現なので覚えるのですが、分解してみるとこうなります。

ウガンダ人と話していて、分からない表現はこのような派生や発音変化によるものが多いです。

ウガンダ人にいきなり言われると分かりませんが、頭の中で分解していくと「あーそういうことね」となります。 

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成果② 自分取扱説明書を現地語で作れた

ルワンダで活動しているタケダ君が以前に自分取扱説明書を作ってました。

ウガンダ人と普段話しているとは言え、まだまだ自分のこと知らないんじゃないかなと思い、作ろうと思いました。

だけどさすがに英語だと全く同じものになってしまいそうなので、芸がないなと思ったので、現地語&英語で作ることに。

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まあ一緒に活動してる農家さんも英語分かんないし、丁度良いかと思って作りましたが、現地語翻訳はすごい時間がかかる・・・。

それでもルガンダ語の勉強になったし、一通りの表現はできることを再確認できました。

まとめ

今回はウガンダライフもそろそろ半年になるので、ルガンダ語の勉強の課題と成果を挙げました。

最近は上記の課題のようにビジネス現地語やネイティブの会話の内容が分からなくて、やる気が下がってましたが、振り返ると開き直りも大事だと思ってます。

それでも当初の計画ではあと2カ月でルガンダ語の勉強は終わらせる予定なので、結構ヤバいです。

残り2カ月で文法を頭に叩き込んでいきます。